【2025年】IT企業年収ランキングTOP30!現役ITコンサルタントの解説!【SIer、ITコンサル】

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こんにちは! みこみこと、太田フランクリンです。 りさです!やまです!  
太田フランクリン
最近筋トレにはまっていて、ブレイキングダウンに出たいと思っています
みこみこ
ベンチプレスは精神論ですよ! コツは下半身の筋力を高めることです。
りさ
ダイエットなら筋トレをしてから走る方が効果ありますよ
 
雑談はほどほどに! 早速、本題にはいりましょう!
 
太田フランクリン
はい、今回は『IT企業の年収ベスト30』を 現役のITコンサルタントが解説していきます。
       
  • IT業界に夢はあるのか?
  • IT業界の年収1位はどこの企業?
  • 新卒で入社するならどこがおすすめ?
  • 収入を上げたいから転職したい!
   
太田フランクリン
私自身、人生で100社以上の企業を受けてきました。 転職エージェント並みの経験と知識を皆さんにお伝えしたいと思います。
みこみこ
ちなみに、IT企業は全国で何社くらいあるのでしょう?
太田フランクリン
一説には10000社あるともいわれています。
りさ
『Rakuten』『NEC』などは知っています。
太田フランクリン
その企業もランキング30位以内に入っているのでしょうか、 楽しみですね
」  
Businessman hand hold interface question marks

IT企業とは?

はじめに、今回ランキングに登場する企業についてを説明します。
太田フランクリン
今回のランキングは外資系の中で 『戦略コンサル』、『年収非公開企業』については入れていません。
有名な「マッキンゼー」や「ボスコン」も 入っていないということですね。
   
・マッキンゼー&カンパニー 1926年にジェームズ・O・マッキンゼーによって設立されたコンサルティングファーム。 グローバルな戦略系コンサルファームとして知られている。 企業公式HP→https://www.mckinsey.com/jp/overview
・ボストン コンサルティング グループ

1963年にブルース・ヘンダーソンやジェイムズ・アベグレンらによって設立。 アメリカ合衆国に本社を置くコンサルティング会社。

企業公式HP→https://www.bcg.com/ja-jp/
 

IT企業の様々な業種

ITに関わる職について『IT企業』と一つにまとめてしまいがちですが、 実際は細かく様々な業種に分けられています。 あなたはどの業種に従事している、または就きたいとお考えですか?    
    • システムエンジニア
    • ネットワークエンジニア
    • サーバーエンジニア
    • セキュリティエンジニア
    • データベースエンジニア
    • 運用保守システムエンジニア・障害対応
    • 社内システム(社内SE)
    • インフラエンジニア
    • システム運用
    • 品質管理(QC)・品質保証(QA)
    • Webエンジニア
    • 製品開発・研究開発
    • テクニカルサポート
    • プログラマー
    • プロジェクトマネージャー
    • プロジェクトリーダー
    • ITコンサルタント
 
りさ
企業によってそれぞれの業種に強みがあります。 私は昔SEだった経験を活かし、 現在はITコンサルタントとして働いています。 そして、IT企業と呼ばれる会社は主に ・SIer ・コンサルティングファーム などで、コンピュータや周辺機器などの開発などを行います。 企業に向けたシステム、Webサイト上で利用されるサービスなどの 企画・提案・運用する業界のことを指します。
https://job-q.me/articles/1792↑より、上記画像引用    
【SIerとは】 『SI』→System Integration IT業界ではITシステムの開発や運用を行う事業やサービスのことをSIと言います。 日本国内では会社内にITシステムを専門で扱う部署を置く企業は少なく、 SIの需要はとても高いです。 SIerはSIを派遣する企業のことを指します。 そして、SIerは大きく数種類に分類されます。 ・メーカー系 ・ユーザー系 ・独立系  
https://proengineer.internous.co.jp/→より、上記画像引用
 
【コンサルティングファームとは】 企業が抱えている経営課題をITを活用し提案や実行を行うITコンサルタントを派遣します。 ITコンサルタントはコンサルティングファームに所属し、 クライアントの課題の解決方法を探し、解決へと導くプロフェッショナルです。  
https://blog.gptech.jp/→より、上記画像引用
   
りさ
IT企業について理解は深まりましたか? それでは早速 『IT企業の年収ランキング』を見ていきましょう。
             
目次

IT企業年収ランキング 30位~21位

    • 30位 TIS(平均年収741万円)
公式企業HP→https://www.tis.co.jp/
独立系(親会社をもたない)のSIer企業。 昔から日本にある大きなSIerの会社。 本社→西新宿
りさ
日本の平均年収は『約400万円』です。 大手のIT企業になると、約2倍ほどになりますね。
 
https://webtan.impress.co.jp/n/2023/04/14/44667より、上記画像引用
みこみこ
「TISソリューションズ」は聞いたことがあります。
りさ
古き良き日本企業といったイメージですね。
太田フランクリン
独立系といえば『オービック』も有名ですね。
みこみこ
独立系は「親会社を持たない」ということは、 独自に営業をしていくのですか?
りさ
親会社を持たないので、 基本的には自分たちで案件を取らないといけないスタイルです。 その代わりに、親会社の考えに囚われることのない提案ができます。 自分の好きなことをしたい人にはおすすめの企業です。
 
       
    • 29位 SCSK(平均年収752万円)
公式企業HP→https://www.scsk.jp/
ユーザー系(商社系) 元は「住友商事グループ」のSIerのため、 福利厚生に対しての安心がある。 本社→豊洲
りさ
友人が勤めていますが、おすすめのホワイト企業です。 私が経験した採用試験では、 ひたすら『クレペリン検査』をしました。
【クレペリン検査とは?】 クレペリン検査は、簡単な一桁の足し算を行い、 受検者の行動特性を把握できる「作業検査」です。 長年にわたり人事の現場で用いられており、 全国の企業や官公庁、大学・高校・専門学校などの教育機関で、 幅広く活用されています。 当社のクレペリン検査は、 創設者の辻岡美延がクレペリン検査のコンピュータ判定の開発に携わって以来、 研究・実績を重ね、多くの資料を蓄積。 科学的根拠のある信頼性の高い検査結果を提供することが可能です。 ↑『日本心理テスト研究所株式会社』HP参照  
みこみこ
SCSKに採用された人たちの印象は、 TISと雰囲気の似ている穏やかなイメージの方達でした。 自己主張が強いタイプの人は、社風に合わないような印象があります。
りさ
商事系だからなのか、 説明会では美女とイケメンの多い企業だった記憶があります。 憧れて入社を希望する若手も多いらしいですね。
       
    • 第28位 Rakuten(平均年収774万円)
企業公式HP→https://corp.rakuten.co.jp/
『英語ができないと人権がない』といった考え方を持ち TOEICの規定がある。(800点以上) 社員食堂がとても有名で、社員の人は無料で食事ができてとても魅力的。 本社→二子玉(通称:楽天クリムゾンハウス)
りさ
楽天は日常生活で皆さんも馴染みがあると思います。
 
    • 楽天ショッピング
    • 楽天市場
    • 楽天証券
    • 楽天銀行
    • 楽天カード
など、その他幅広く躍進している企業です。
りさ
以前プロジェクトのお客様が楽天だったことがあります。 とてもきれいなオフィスで、周囲は子供を育てやすい環境です。 TOEICに関しては、入社できたとしても最短で獲得しなくては昇進はできない、ともいわれているほどです。
         
    • 第27位 BIPROGY(平均年収809万円)
企業公式HP→https://www.biprogy.com/
『元日本ユニシス』2022年の4月に社名変更。 ディズニーのオフィシャルスポンサーで有名な企業。 採用試験前に「学歴フィルター」があるようで、 ある程度の学歴が必要。 本社→田無(通称:NECスーパーパワー)
太田フランクリン
リサさん的には800万円台は…どうですか?(笑)
オッケーです!(笑)
りさ
元々はアメリカがユニシスの母体でしたが、 2005年に資本関係がなくなったことが改名の理由です。 アメリカにユニシスがあるため 日本ユニシスが海外向けに事業展開することができずに 『BIPROGY』と改名することになりました。
  ディズニーのオフィシャルスポンサーなので エレクトリカルパレードでも大きく社名が紹介されています。
         
    • 第26位 NEC(平均年収814万円)
企業公式HP→https://jpn.nec.com/

1990年代のNEC(日本電気)は時価総額が世界で30位。 日本のIT業界ではとても有名。 システム構築に必要なサービスを自社グループ内で提供できる強みを持つ。

本社→港区芝
りさ
SIerの子会社を多数所有しています。 一般的にはNECで大きな案件を獲得し、子会社と一緒にシステム開発をしていきます。 二年前に採用試験を受けた時はDX推進を活発に行っていたため、 現在も必要なポジションを盛んに募集しています。
 
【DX(Digital Trans formation)とは?】 企業がデジタル技術を活用し、 『業務・組織・プロセス・企業文化・風土』などに改革を起こし、 新たなデジタル社会に勝ち残るため企業内の競争力を高めること。
https://www.persol-group.co.jp/service/business/article/9404/より、画像引用
       
    • 第25位 Cyber Agent(平均年収817万円)
公式企業HP→https://www.cyberagent.co.jp/way/list/detail/id=29751
インターネット総合サービス業。 Ameba関連事業やインターネット広告事業を手掛ける。 家賃補助の方法が有名、通称2駅ルール。 本社→スクランブルスクエア内(通称スクスク)
みこみこ
大体ベンチャーでスクランブルスクエア周辺にいる方達は サイバーエージェント出身の方が多いです。 独立する人も多い印象ですね。
りさ
知り合いのサイバーエージェントの方から 仕事内容がかなりハードであると聞きました。 とにかく、ものすごく働いています。 そして、通称『2駅ルール』という家賃補助の方法が有名です。 渋谷から前後2駅の場合、家賃補助で3万円出すと聞きました。 なるべく「会社の周辺に社員を集めよう」といった考えを感じられます。
スクランブルスクエアにはITのベンチャー企業が多数入っています。 下で普通のショッピングができるので、 興味がある方は一度見に行ってみては?
         
    • 第24位 大塚商会(平均年収822万円)
公式企業HP→https://www.otsuka-shokai.co.jp/
独立系SIer 「たのめーる」は大塚商会のソリューション 本社→千代田区飯田橋  
みこみこ
学生の頃何度か、 派遣で大塚商会の搬入作業に行かせていただきました。
りさ
紛らわしいですが、大塚家具とは一切関係のない企業です。(笑) 昔、新宿の大ガード下に大きな広告がありました。 歌舞伎町の裏に当たる場所で、とても目立つ位置です。 新卒で採用試験に挑みましたがとても長く、 4次選考まで進み、 そこで他の企業の内定が決まってしまったため辞退しました。 研究室で一緒だった後輩は大塚商会に入社した人もいます。 売り上げなどにとても厳しいと聞きます
みこみこ
日系の中でも体育会系のイメージがあります。 外資系の雰囲気があるかもしれませんね。
         
    • 第23位 NS Solutions(平均年収844万円)
公式企業HP→https://www.nssol.nipponsteel.com/
旧新日鉄住金ソリューションズ(通称:日ソル・NSソル) ユーザー系SIer 本社→虎ノ門ヒルズビジネスタワー
みこみこ
住金系のSLer業界の方は、初任給が高いと聞いたことがあります。 周囲でも行きたがる人達が多かったです
りさ
研究室で同じだった友人が推薦で受けて受かりませんでした。 倍率がとても高い企業なので、 一般で入社できた人達は本当にすごいと思います。
みこみこ
オフィスを構える場所の環境がとてもいい印象です。
         
    • 第22位 DeNA(平均年収850万円)
公式企業HP→https://dena.com/jp/
インターネット・モバイルなどの分野の ベンチャー企業に向けた投資、M&Aなど幅広く活動している。 mobage(モバゲー)の開発 本社→渋谷
りさ
DeNAはマッキンゼーの人達が3人で創業した会社です。 現在は球団を保有し、Web系のベンチャーに分類されますが、 様々な事業を展開しています。 サイバーエージェントと同じスクランブルスクエアに入っています。
みこみこ
創業者の一人は南場さんですね。 女性が活躍できそうな会社のイメージがあります
         
    • 第21位 NTT DaTa(平均年収852万円)
公式企業HP→https://www.nttdata.com/jp/ja/
NTTグループの筆頭SIer。 国内、海外に多数のグループ会社を所有。 本社→豊洲
りさ
『SIerといえばNTT DATA』と言っても過言ではない、 超有名企業です。
太田フランクリン
NTTと言えば子会社がものすごく多いですよね。
みこみこ
その中でも一番のトップが『NTT DATA』ということですね。
りさ
データが一番の大本となります。 私も何社か子会社の採用試験を経験しましたが、 ・NTTデータ先端技術 ・NTTシステム技術 など、企業名が紛らわしいほどにたくさんありますね。 他には「JSOL」という会社があり、 この会社はNTT DATAと日本総研の合併会社です。
みこみこ
理科大だった頃のクラス内でも トップクラスに優秀な人が勤めている印象です!
     
  ここまでIT企業の年収、30位~21位までご紹介してきました。
りさ
ここで確認したいことがあります。 日本では「800万円ほどの収入がちょうどいい」と言われています。 理由は、日本にある『累進課税』というシステムです。
 
【累進課税とは】 累進課税制度とは課税金額が高くなればなるほど、 高い税率が課される制度です。 所得税・相続税・贈与税で適用されます。 税率の平等化を目的としていますが、 労働意欲の低下にも繋がるといったデメリットもあります。  
https://note.com/motekawa/n/n486bf046a7faより、上記画像引用  
https://president.jp/articles/-/31196?page=2 より、画像引用  
みこみこ
税金を考えるとちょうどいいのは800万円、 さらにいうと600万円ほどが一番いい収入のようですよ。 1000万円は割に合わない、 4000万円以上は半分ほど税金で徴収されてしまうといわれています。
りさ
控除額の計算も必要ですが、やはり節税は心掛けたいですね。 ここまでのランキングで、 リサさんの印象になったところは?
「サイバーエージェント」さんの年収は もう少し高そうだと思いました。
みこみこ
今回のランキングは平均年収なので、 サイバーエージェントは上と下の差が大きいようですね。
           

IT企業年収ランキング 20位~11位

    • 第20位 FUJITSU(平均年収859万円)
企業公式HP→https://global.fujitsu/ja-jp/
メーカー系SIer。 システム産業の先駆け。 国内、国外に多数の子会社を所有。 本社→東新橋
 
りさ
NTT DATAと並び、SIerといえばFUJITSUと言えるほど有名です。 (業界では『F』といえばFUJITSU) 私も新卒で採用試験を受けましたが、書類で不合格でした。 学歴でいうと、 ・国立なら難関国立(旧帝以上) ・私立なら有名大学(早慶上智以上) ほどでないと、入社は厳しいと思います。 一般での入社はかなりの狭き門ですね。
みこみこ
子会社が多く、有名どころだと ・富士通エフサス ・富士通SBC 等があります。 理科大の経営工学科に社長さんがいるため、 推薦が有利になるといった噂話を聞いたことがあります。(笑)
りさ
昔から日本のシステム産業は 富士通に支えられてきたといっても過言ではないと思います。
     
    • 第19位 accenture(平均年収864万円)
公式企業HP→https://www.accenture.com/jp-ja/insights/consulting/total-enterprise-reinvention
総合系コンサルファーム 外資系 元は「アーサー・アンダーセン」という会計事務所 本社→アイルランド
りさ
SEの人が外資系コンサルというと、大体がアクセンチュアです。 外資系のため年収については非公表で、 あくまで社員の方や転職サイトが推測している年収値となります。 アイルランドに本社を置く理由として『タックス・ヘイブン』だから という理由が考えられます。 日本企業は国内に本社を構えがちですが、 外資系は利益にシビアなため税金を極力抑える目的で本社所在地をアイルランドにしています。 アメリカと比べてアイルランドの税金はかなり安いようです。
有名企業なのに想像よりランキングが低いのはなぜでしょう?
りさ
外資系のコンサルファームは本国に献上金を払わなくてはなりません。 日本にもaccentureのブランチはありますが、 「売り上げの一定を渡さなくてはならない(ロイヤリティ)」という仕組みです。 そのため社員の給料は、国内のコンサルファームより低くなってしまいます。
 
【ロイヤリティとは】 ・特許権 ・製造に関する知識 ・商標権 ・ソフトウェア等の著作権 などの「知的財産権」を 海外にある子会社に対して使用を許諾する場合、 その対価として使用料を得ることが一般的です。 この使用料のことをロイヤリティと言います。
りさ
魅力は『accentureの経歴』があることで、 職務経歴書がとても映えることです。 考えている方がいるなら是非オススメします。 その他の特徴としては、大量採用が有名です。 私が転職で採用されたときは同期だけでも200人いました。 新卒を合わせたら500人~1000人はいるでしょう。 しかしその分、辞めていく人達も多いですね。
太田フランクリン
来るもの拒まず、去る者追わず といった感じですね。
みこみこ
外資系らしい考え方だと思います。
りさ
『アップorエルスウェア』とよく言われます。 ・成果を出して昇進する ・成果を出せずに他部署に行かされる かのどちらかです。 ブラック企業のイメージが強かったaccentureですが、 私がいた時は改革されていたため、ほぼホワイト企業でした。 月の残業は最高で20時間でしたし、気持ちよく働くことができました。 ちなみにコロナ禍ではタクシー出社も可能でしたよ。 外資系企業は人を大事にする文化があります。
みこみこ
日系では聞いたことがありません。 従業員にお金をかけてくれる企業だということですね。 新卒で入るにはなかなか難しく、 転職で入社する人が多いというイメージがあります。
     
    • 第18位 EY(平均年収870万円)
公式企業HP→https://www.ey.com/ja_jp
【BIG4】 有名な巨大戦略コンサルティングファーム 元会計事務所 本社→アメリカのロンドン 日本の本社→日比谷ミッドタウン
4つの巨大な会計事務所グループ(監査・税務・法務・コンサルなどを含む)のことを指しており、そのグループの中でコンサルティングを展開する上記4ファームをコンサルBIG4と呼んでいます。 もともとグローバルに展開する世界規模の会計事務所は十数社あり、これらが合併・買収・分離などを繰り返し、1990年代後半に今のBIG4に近い形となりました。 コンサルBIG4への転職を成功させるためには?
りさ
アクセンチュアもそうなのですが、 外資系のファームは ・戦略コンサルタント ・ITコンサルタント に大きく分かれています。 今回はあくまでも両方の平均を出していますが、 実際は戦略コンサルのほうが少し高いです。 理由として、クライアントに渡せるバリュー(価値)が 戦略のほうが大きいと言われているためです。 戦略で入っている方達は更に高い年収であり、 ITコンサルはこの金額か、もしくは少し低いと思います。 また、ポジションによっても年収は大きく変わってきます。
 
【『EY』のポジション】
    1. アソシエイト
    1. シニアアソシエイト
    1. マネージャー
  【『アクセンチュア』のポジション】
    1. アナリスト
    1. コンサルタント
    1. マネージャー
https://tenshoku-base.com/accenture-deloitte-pwc-annual-income/より、画像引用
りさ
マネージャーになると、余裕で1000万円を越えます。 コンサルタントも1000万円近くになれる可能性もありますよ。
みこみこ
その分戦略は『激務』だとよく聞きます。 時間外労働というか…裁量労働制?
りさ
「自分たちのすべての生活を捧げたうえでなれる職業」 それが戦略コンサルタントですね。 経営者に対してコンサルテーションをする、ということは それほどの覚悟をもって働かなくてはならない、ということです。
みこみこ
ここから独立する人も多いイメージです。
りさ
ITコンサルタントの方だと 国内のSIer出身の方でも転職で入ることが多いと思います。 キャリアアップの方などにはオススメの企業ですね。
       
    • 第17位 KPMG(年収880万円)
公式企業HP→https://kpmg.com/jp/ja/home.html
【BIG4】 通称:KP 外資系コンサルファーム 監査法人からスタートした企業 本社→オランダ 日本の本社→大手町
りさ
以前プロジェクトの同僚にKPの方がいましたが、 とても穏やかな方でした。 大会社の基本はEYとほぼ同じです。 外資系のコンサルファームに入りたい、という人は、 このあたりの会社を片っ端から受けるべきだと思います。 外資系は選考が早いので、情報を細かくチェックしましょう。
東京駅周辺には「KPMG」の他にもコンサルファームが密集しています。
    • アビームコンサルティング
    • アリックスパートナーズ
    • ウィプロ
    • クニエ
    • 経営共創基盤
    • GCA
    • タナベ経営
    • デロイトトーマツコンサルティング
    • PwCコンサルティング
    • ビジネスコンサルタント
    • ボストンコンサルティンググループ
    • 山田コンサルティンググループ
    • リブ・コンサルティング
    • 野村総合研究所
    • 船井総合研究所
ランキング外のコンサルティングファームも 合わせてチェックしてみて下さいね。
       
第16位 TOSHIBA(平均年収892万円)
公式企業HP→https://www.global.toshiba/jp/top.html
日本の総合電機メーカー IT・loT機器を一括して対応 本社→港区芝浦
りさ
東芝は、ちょうど私達が就活する前後の時期に 『粉飾決算事件』というのがありました。 研究室の先輩が東芝の内定をいただいていましたが、 入社直前で粉飾決算を発表していました。 先輩の話だと、入社後のボーナスは10万円程しか貰えなかったようです。 『天下の東芝』でも、 経営上の不安定さはあるということを世の中に知らしめた事件でした。 ちなみに私が大学生の頃(約10年ほど前)に使っていたパソコンは 東芝の「Dynabook」でしたが、 今でも動かすことができます。
太田フランクリン
東芝製品は品質が高い、ということですね。
みこみこ
東芝といえば、テレビが有名なイメージです。
りさ
福山雅治さんがCMに出ていた「レグザ」ですね。 東芝の年収は年々上がってきているように思います。 今でも日本の大企業として、 就活生の人気は高いですよ。
         
    • 第15位 HITACHI(平均年収897万円)
公式企業HP→https://www.hitachi.co.jp/
日本の総合電機メーカー 鉄道・エレベーター製造 SIer事業も活発 本社→千代田区丸の内
りさ
私が新卒で入った会社で、とてもいい会社でした。 福利厚生、その他の補助が充実しています。 家賃補助は最高で5万円出ていました。 日立に勤めている同僚に聞いたところ、 「年々従業員に対する補助を手厚く、ボーナスも上がってきている」と聞いています。 日立製作所は家電メーカーですが、 最近は鉄道やエレベーターの製造もしています。 鉄道に関しては、イギリスなどにも卸していますね。 IT企業ですと、SIer事業も活発です。 SIer事業だけで1つの大きい事業所があり、 他のSIer企業と同じ規模になっています。 年収は私がいた時で「800~850万円程」でしたが、 今はほとんど900万円ですね。
みこみこ
鉄道に強いイメージがありますが、SIerにも強みがあるのですね。 エレベーターは『日立ビルシステムズ』をよく見ます。 最近は家電のイメージがあまりなくなってきたかもしれません。
りさ
家電は、海外の値段の安い会社に勝つことが難しく、 売却などをしていますね。 最近のエレベーターは安心・安全の国産、 『日立・東芝・三菱』の間で競争しているイメージです。
       
    • 第14位 メルカリ(平均年収920万円)
公式企業HP→https://about.mercari.com/
情報・通信業 フリマアプリ『メルカリ』の企画・開発・運用 本社→港区六本木
太田「私は受けて落ちてしまいました、スキルが合わなかったようです。
りさ
メルカリは昔ベンチャー企業でしたが 今は日本の数少ない『ユニコーン企業』と言われています。
 
【ユニコーン企業とは】
    • 創業から10年以内
    • 企業評価額が10億以上
    • 非上場企業
    • テクノロジー関連企業
上記の条件を満たしている企業を指します。   日本でユニコーン企業が少ない理由として、
    • 起業する人が海外に比べて少ない
    • ベンチャー企業への投資額が海外に比べて少ない
    • 独立系のベンチャー企業が少ない
等があげられます。
りさ
メルカリで求められているのは 『エンジニアとしてのキャリア』だと思います。 コンサルタントやプロジェクトマネージャーというより 『プロダクトマネージャー』を求められている印象です。
 
【プロダクトマネージャー】 組織の製品開発・分析・改善・販売・マーケティングまで、 ビジネス戦略を考えつつ成功へと導くための専門職です。   【プロジェクトマネージャー】 プロダクトマネージャーのたてた戦略をもとに、 プロジェクトを計画・実行しプロジェクトを成功へと導く専門職です。    
https://logmi.jp/tech/articles/329169 より、画像引用
みこみこ
メルカリはコンサルタント業は出来て当たり前の、 自立しているエンジニアが欲しいということですね。 メルカリのすごいところはポイントの活用方法です。
【メルカリのポイント活用】
    1. 独自のポイントを付与することでリピーターを増やし顧客を手放さない
    1. お客様が現金で商品を購入後、付与されたポイントをすぐに使わない習性を理解し、 顧客の支払った現金をメルカリ内でプール→その現金分を他の投資等に活用させる
 
みこみこ
非常に実業家向けな考え方です。 『Amazon』も同じ手法で現金をプールし、 別に貸しているらしいですよ。
りさ
日本のベンチャー企業も 海外の一流のベンチャー企業のいいところを取り入れてますね。 メルカリは今回のランキングの中でも特殊です。 IT企業の中でも ほかのSIerとは違った切り口で躍進を続けています。
         

    • 第13位 デロイト トーマツ(平均年収930万円)
公式企業HP→https://www2.deloitte.com/jp/ja.html
【BIG4】 外資系総合コンサルファーム ・監査・保証業務 ・コンサルティング ・リスクアドバイザリー ・ファイナンシャルアドバイザリー ・税務・法務 日本本社→千代田区丸の内  
太田フランクリン
私のお客様でデロイトの方がいますが、 とても優秀な方といったイメージがあります。 個人的には一番すごいと思っている会社です。
みこみこ
私の友人も優秀な人しかいないですね。 とてもいい会社で年収もとても高く、 コンサル業界ではトップだと思っています。 「新卒の人が受ける」となるとすごいなと思います。
りさ
『デロイトで働いている』と言いたいですよね。 私は途中で採用試験を辞退してしまいましたが、 メンバーファームに「トーマス監査法人」があり、 システム監査といった仕事を受けました。 元SEの方にも、コンサルファームには活躍の場がたくさんあります。 ITコンサルになるのもよし、 IT監査の仕事に就くのもよし、 一回デロイトに入ることができれば職務経歴書が映えます。
みこみこ
コンサルティングファームの中でも、 最後はデロイトに行く人は多いです。 コンサルの中でも最上階層の一つですね。
         
    • 第12位タイ TREND MICRO(平均年収941万円)
公式企業HP→https://www.trendmicro.com/ja_jp/business.html
サイバーセキュリティ業界 創業→アメリカ 本社→新宿  
みこみこ
昔からパソコンに入っているウィルスバスターで有名ですね。 トレンドマイクロが独占と言っても過言ではありません。
りさ
IT企業の中でもSIerというよりは、 ウィルスバスターなどセキュリティのパッケージを売っています。 外資系と思われがちですが、 元々の創業はアメリカの会社で、本社は日本です。 私も転職活動をしている2年ほど前に、 社内SEのポジションで受けたことがあります。 ウィルスバスターなどの製品の販売サイトを自社で構築しているらしいのですが、その時は残念ながら落ちてしまいました。 大手なので狭き門ですね。
         
    • 第12位タイ CTC(平均年収941万円)
公式企業HP→https://www.ctc-g.co.jp/
正式名称「Challenging Tomorrow’s Changes」 ユーザー系・商社系 独立系に近い活動 本社→虎ノ門
りさ
虎ノ門にある大きいビルにあります。 私は就活生として説明会を受けに行った経験があります。 様々な大学の猛者たちが集結していましたが、 就活生のものすごい人数にとにかく驚きました。 天下の伊藤忠グループなだけあり、平均年収も高いです。 少し前は700~800万円でしたが年々上がってきています。
みこみこ
グループ会社で独立系に近いところが面白いです。 CTCの方たちは皆さん 「我々は伊藤忠グループの会社です」と言います。 社員全員にイノベーションしていく考えがあるのだと思います。 SIer業界の人は守りに入る人が多く感じるので 違う考えを持っている企業なのだという印象です。 理科大出身の方に人気の会社のイメージがあります。 アクティブでベンチャー志向に近い人が多いですね。
     

IT企業の年収ランキング 10位~4位

    • 第10位 PwCコンサルティング(平均年収950万円)
公式企業HP→https://www.pwc.com/jp/ja
【BIG4】 正式名称:Price water house Coopers グローバル大手の総合系コンサルティングファーム リファラル採用を積極的に取り入れている 本社→ロンドン 日本本社→大手町
 
りさ
日本のBIG4と言われる本社は大手町や六本木にありますね。 都内の有数な企業がクライアントとなるので構える場所も重要です。
みこみこ
理科大出身の人はあまり聞いたことがないですね。 東大・京大早慶あたりでないと難しいかもしれません。 「戦略に行く」という方達は大学院の博士課程など、 『研究をやり尽くしていく場所がなくなり入る』 といったレベルの人達だと聞いたことがあります。
りさ
そいて、PwCに限らず【BIG4】の特色に 『リファラル採用』に力を入れている点があります。
【リファラル採用とは】 転職エージェント等を介さずに 自社の社員や取引先の信頼できる人から友人や知人を紹介してもらう方法です。 リファラル(referral)には 『紹介』や『推薦』という意味があります。 人材不足の昨今、注目されている採用方法で、 社員の定着率が高まるといったデータも出ています。  
https://media.bizreach.biz/7748/より、画像引用  
https://www.pro-bank.co.jp/より、画像引用
りさ
転職エージェントを挟んで採用してしまうと エージェント側に報酬が発生してしまいます。 つまりリファラル採用に力をいれた方が 企業としてものびるということです。 ・日系企業のリファラル採用 →10万円~数十万円の報酬 ・外資系のBIG4やアクセンチュア等のリファラル採用 →数十万円~数百万円までの報酬 マネージャーを一人取ったら300万円ほど出ることもありますね。
みこみこ
デロイトは新卒でITと戦略どちらも採っている という話を聞きました。 昔は戦略だったのですが、今はどちらも並行しているらしいです。
りさ
【BIG4】は総合コンサルファームなので、 戦略・業務コンサル・ITもなんでもやるといった感じです。 平均年収が900万円までくると 20代でマネージャーになることができれば、 年収1000万円になれる会社ばかりです。 特に外資系の【BIG4】などは出世も早いです。 知り合いで新卒で入社し、 5年でデロイトのマネージャーになった人もいます。 27歳で年収1000万円です。 夢がありますよね、完全に勝ち組です。
           
    • 第9位 IBM(平均年収953万円)
公式企業HP→https://www.ibm.com/jp-ja
グローバルITカンパニー、SIer
    • ビジネスコンサルティング
    • ITシステム導入・運用管理
    • アウトソーシング
など様々な場面で専門知識や最先端のテクノロジーを活用し企業の支援を行っている。 本社→日本橋の箱崎から2024年1月、虎ノ門に移動
りさ
IBMと言えば昔ながらの「メインフレーム」ですね。 メインフレームとは業務用のスーパーコンピュータのことで、 1900年代半ばから作ってきました。 日本の企業の中でも大手SIerと呼ばれる部類です。 ここまでで紹介した 「NTTDaTa」「FUJITSU」「HITACHI」「NEC」に並んで、 日本のIT産業を昔から支えてきた大企業です。
みこみこ
元々は外資系ですよね。 パソコンの始まりはIBMでした。
りさ
キャリアとしてはおすすめです。 SEからITコンサルタントまで幅広いポジションがあるので、 エンジニアの皆さんのキャリアアップに役に立ちます。
みこみこ
知り合いで入った人がいました。 最近はコンサルが主流になってきたので、 敷居が高すぎない企業だと思います。 外資系コンサルタントの時代がきたという感じですね。
         
    • 第8位 オービック(平均年収959万円)
公式企業HP→https://www.obic.co.jp/
独立系SIer 中途採用なし 「奉行クラウド」労務管理、勤怠管理、給与明細などの労務業務ソフト提供 テレビ東京「ワールド・ビジネス・サテライト(WBS)」のメインスポンサー 本社→中央区京橋
りさ
「勘定奉行にお任せあれ」で有名ですね。 大塚商会など独立系のSIerと並び超大御所です。 25年連続で営業最高益を更新し続け、 右肩上がりの収入を上げています。 オービックの最大の特徴は中途採用がないところです。 新卒の優秀な人材のみを集めている企業といった印象です。
みこみこ
採用試験はクレペリンテストですが、 本当に処理能力が早い人しか受かりません。 聞いた話ですが、 ガツガツ系でも会社に対して帰属意識が強い人が多いですね。 そして社長さんは日本で50位以内に入っているらしい資産家です。 『社長さんが儲かっている=社員さんも儲かっている』 IT業界ではみなさんが知っている方ですね。
         
    • 第7位 Simplex(平均年収970万円)
企業公式HP→https://www.simplex.inc/
独立系SIer・コンサルティングファーム 金融フロンティア領域に特化 本社→虎ノ門
りさ
最近よく聞くようになりました。 もともとは金融業界特に証券向けのコンサルやSEが有名でした。 大体「SIerからコンサルに転職」となると、 転職エージェントから紹介される企業です。 他には「フューチャー」や「アクセンチュア」への紹介も多いですが、 コンサルタントでしたら国内の分、 シンプレクスのほうが年収は高くなります。 ハイスキルの人が集まるためオススメの企業です。 後輩で入社した人がいますが、 創業がまだ間もなく、体育会系のシンプレクスはベンチャー気質です。 『自分の裁量が高い状態でやりたい』 といった志が高い人が集まっている印象です。
みこみこ
私の知り合いは 「上司の人が良く飲みにつれて行ってくれて、とても楽しい。」 と言っていました。 いい意味で、上司との距離がとても近い企業のようです。
         
    • 第6位 電通総研(平均年収1057万円)
公式企業HP→https://www.dentsusoken.com/
旧 電通国際情報サービス(ISID) 電通系のグループ会社 SIer 本社→港区港南
りさ
2024年1月~「電通総研」に名前が変わりました。 呼びやすく、 コンサルタント企業といった雰囲気の名前ですね。 実態としては電通系のグループ会社で、SIerです。 上流工程のコンサルタントも行うため 『総研』の看板を背負うことでよりシンクタンクになり、 クライアントにより強い価値提案ができるのではないか。 D→働き方が激しい会社で有名でしたが、 最近はホワイトだと聞きます。 年収1000万円を越えるSIerはなかなかありません。
         
    • 第5位 ORACLE(平均年収1073万円)
公式企業HP→https://www.oracle.com/jp/
外資系 業務用データベースの開発・販売 本社→青山
りさ
外資系のIT企業となると真っ先に出ますね。 超エリートが集まっています。
太田フランクリン
オラクルといえばデータベースですね。
りさ
IT業界の人たちで 「オラクルのデータベース」を知らない人はいません。 それほどに有名で高品質です。 年収も比例して高額になります。 以前、私が参加していたプロジェクトで 外資系のパッケージを導入していたためオラクルの方がいましたが その方はインドの方でした。 インドにもオラクルの支社があります。 インドにあったIT企業をオラクルが買収し、 そこのパッケージを自分がいたプロジェクトの対抗先が使っていたのです。 ちょうどコロナ禍でしたが、 インドのコロナ対策がとてもすごかったです。 ロックダウンし、会社も企業活動を止めるという時代がありました。 プロジェクトのスケジュールが完全に止まってしまって、 全く仕事ができませんでしたね。
みこみこ
オラクルは新卒採用はありますか?
太田フランクリン
新卒採用はあるはずですが、 東大、京大、東工大など出身の方がほとんどだと思います。
         
    • 第4位 SIGMAXYZ(平均年収1092万円)
公式企業HP→https://www.sigmaxyz.com/
日系コンサルファーム 総合商社の三菱商事が、投資ファンドのRHJインターナショナルと組んで2008年設立 本社→虎ノ門
みこみこ
採用試験を受ける人がとても多い企業だと思います。 ベイカレント・シグマクシスあたりは、 最近のコンサル業界でかなり人気が高いです。
りさ
知り合いの進めているプロジェクトにも シグマクシスの方がコンサルで入っていて、 PMOをしていると聞きました。 システム開発を手掛けるというよりも コンサルタントを多くとっているため、 その分平均単価が高くなるらしいです。 国内のSIer出身者が給料を上げるために転職するパターンが多いです。 新卒はあまり聞かないように思います。
みこみこ
年収が高い状態を維持して シグマクシスに行く、ということですね。
りさ
年収が低いと感じる会社から次の転職先を探すのであれば、 コンサルファームしかありません。 そのため選択肢として挙がる確率も高くなります。
           

IT企業年収ランキング 3位~1位

ここからは【BEST3】の発表です!
    • 第3位 BayCurrent(平均年収1106万円)
公式企業HP→https://www.baycurrent.co.jp/
日系の総合コンサルファーム IT領域、製造業、公共系、金融系などの様々な業界で、 戦略立案、IT支援、オペレーションのマネジメントまで幅広い業務を行う。 本社→虎ノ門
りさ
国内のコンサルファームとして 一番の有名企業と言っても過言ではありません。 「シンプレックス」と同じ、 虎ノ門の森タワーというビルに入っています。 とにかく受付の方がとてもきれいでしたが、 噂でモデル事務所と契約していると聞いたこともありますね。 実際には 戦略コンサルからITコンサルシステム開発もしています。 8割~9割エンジニアといった企業で、 『和製アクセンチュア』といったイメージです。 ベイカレントは外資系のアクセンチュアのように本社への献上金はありません。 そのため給料も高めに設定されます。 国内のSIerの方で『給料をとにかく上げたい方』は、 ベイカレントを受けることをオススメします。
太田フランクリン
私は受けていませんが、 確か新卒の時の初任給で25万円だったと記憶しています。
りさ
日系の会社なので、ほかの日系のSIerと比べても そこまで初任給の差はないと思われます。 しかし、コンサルタントになったりプロモーションを重ねていくと どんどん昇給していきます。
         
    • 第2位 MRI三菱総合研究所(平均年収1111万円)
公式企業HP→https://www.mri.co.jp/
大手シンクタンク システムインテグレーター(ユーザー系) 本社→永田町
りさ
三菱グループのシンクタンクです。 私の周りで言っている方があまりいませんが 知り合いの知り合いの話だと、 ITというよりも戦略のほうが多いようですね。
みこみこ
三菱グループでITとなると『三菱総研DCS』のほうが ITコンサルタント寄りの印象があります。
りさ
霞が関が近く、官公庁のお膝元となります。 政府官公庁の案件調査依頼などを行っている会社です。 シンクタンクなので調査研究が盛んな企業です
みこみこ
学部からというよりも、 博士修士といった印象があります。
りさ
ITで受ける方はもちろん、 ITコンサルのポジションもあります。 グループ会社に『三菱証券DCS』があるので、 システム開発はそちらで行っています。
 
           
    • 第1位 NRI野村総合研究所(平均年収1232万円)
公式企業HP→https://www.nri.com/jp/
日本最大手のシンクタンク システム開発もしているためSIerに近い 本社→大手町
りさ
サラリーマンで年収1200万円を越えるのは、商社しかありません。 メガバンクでも行くか行かないかですね。 IT業界のみならず、日本のサラリーマンとして最上位階層です。 元々野村証券を一部切り離し、 独立させてでできたシンクタンクです。 そのため金融系の領域には強みがありますね。 実態としてはシンクタンクなのですが、 システム開発もしているためSIerに近いです。 一人一人の単価がとても高いことで有名ですが、 その分、かなりの激務でイメージはブラックです。 昔の証券業界では『野村マン』と言えば 野武士のような扱いを受けていたらしいと聞いたことがあります。 その企業風土が野村総研にも根付いていると思われます。
みこみこ
野村総研には社員の中に階層があります。 ・戦略 ・ITコンサルタント ・エンジニア ・プログラマー 戦略とITの人数が圧倒的に多いです。 戦略は東大・京大が多く、 ITコンサルタントは理科大・中堅の大学でもいます。 新卒で入社する人もいましたが印象としては ガツガツと仕事をするタイプの人が多かったです。
りさ
ここには入れたら勝ち組です。 就活生や転職する人は受けた方がいいと思います。
みこみこ
ITコンサルタントは知り合いでも数人合格しています。
りさ
エンジニアからも入りやすいためオススメですよ。
               

IT企業年収ランキング 一覧表

ここまでで年収30位~1位を発表してきました! 改めて一覧表にまとめたので興味のある企業は再チェックしてみましょう。  
順位 企業名(平均年収) 企業HP
30位 TIS(平均年収741万円) https://www.tis.co.jp/
29位 SCSK(平均年収752万円) https://www.scsk.jp/
28位 Rakuten(774万円) https://corp.rakuten.co.jp/about/
27位 BIPROGY(809万円) https://www.biprogy.com/
26位 NEC(814万円) https://jpn.nec.com/
25位 Cyber Agent(817万円) https://www.cyberagent.co.jp/
24位 大塚商会(822万円) https://www.otsuka-shokai.co.jp/
23位 NS Solutions(844万円) https://www.nssol.nipponsteel.com/
22位 DeNA(850万円) https://dena.com/jp/
21位 NTT DaTa(852万円) https://www.nttdata.com/jp/ja/
20位 FUJITSU(859万円) https://global.fujitsu/ja-jp/
19位 accenture(864万円) https://www.accenture.com/jp-ja
18位 EY(870万円) https://www.ey.com/ja_jp
17位 KPMG(880万円) https://kpmg.com/jp/ja/home/about/kc.html
16位 TOSHIBA(892万円) https://www.global.toshiba/jp/top.html
15位 HITACHI(897万円) https://www.hitachi.co.jp/
14位 メルカリ(920万円) https://jp.mercari.com/
13位 デロイト トーマツ(930万円) https://www2.deloitte.com/jp/ja.html
12位タイ TREND MICRO(941万円) https://www.trendmicro.com/ja_jp/business.html
12位タイ CTC(941万円) https://www.ctc-g.co.jp/
10位 PwCコンサルティング(950万円) https://www.pwc.com/jp/ja
9位 IBM(953万円) https://www.ibm.com/jp-ja
8位 オービック(959万円) https://www.obic.co.jp/
7位 Simplex(970万円) https://www.simplex.inc/
6位 電通総研(1057万円) https://www.dentsusoken.com/
5位 ORACLE(1073万円) https://www.oracle.com/jp/
4位 SIGMAXYZ(1092万円) https://www.sigmaxyz.com/
3位 Bay Current(1106万円) https://www.baycurrent.co.jp/
2位 MRI三菱総合研究所(1111万円) https://www.mri.co.jp/
1位 NRI野村総合研究所(1232万円) https://www.nri.com/jp
         

IT企業に勤める人の収入は高いのか?

ここまで「IT企業の平均年収」について ランキングにしてきましたが、 そもそもIT関連の仕事は他の職業と比べて高収入であるのか? 気になる方もいるはずです。
  IT企業以外の職種と比較して確認してみましょう。
↑より、上記画像引用   このように、 IT関連の仕事は他の職種と比べても平均年収は上位であることがわかります しかしIT関連の企業に勤めることができたとしても 全ての人が高収入となるわけではありません。 記事冒頭でも説明した通り IT企業の中でも様々な業種があることを理解し、 必要なスキルを身につけ、 選択する必要があります。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2201/26/news089.html より、画像引用 平均年収で上位にある
    • ITコンサルタント
    • プロジェクトマネージャー
    • SE
りさ
私は新卒で「SE」として入社し、 現在は「ITコンサルタント」として 「PMO(プロジェクトマネージャーの補佐)」 をしています。 上位にランクインする業種なので、 必要なスキルや 収入アップに欠かせない取得すべき資格も合わせてご紹介します。
【SE(システムエンジニア)】 ソフトウェアや情報システムを設計、開発します。 情報工学系・コンピュータ工学系などで学ぶ知識を有し、 開発工程の上流工程ともいわれます。
↑より、上記画像引用  
役立つ資格 ・情報処理技術者試験 経済産業省が認定する国家資格 情報処理技術者試験には
    1. 基本情報技術者試験(FE)→初心者
    1. 応用情報技術者試験(AP)→中級者
    1. システムアーキテクト試験(SA)→上級者
などがあります。  
https://www.meti.go.jp/information/license/index.html →公式HP
【ITコンサルタント】 ITを活用してクライアント企業の課題解決のために 問題点を調べ、提案をや助言をするプロフェッショナルです。
↑より、上記画像引用  
役立つ資格 ・基本情報技術者試験 ・応用情報技術者試験 ・ITストラテジスト試験 などで、上記3つはIPA(情報処理推進機構)認定の国家資格です。
https://www.ipa.go.jp/index.html →公式HP   ↓参考記事はコチラ↓ ・応用情報技術者試験に合格するための勉強の秘訣5選を紹介! 
【プロジェクトマネージャー(PM)】 クライアント企業が求める成果物のためのプロジェクトを発案し進行させて、 完成させた成果物を納品します。 開発するシステムに応じて、 予算・スケジュール・メンバーの招集をして プロジェクトを遂行します。 ITコンサルタントの中でも、 人を動かす力やプロジェクト全体を管理する力が求められます。
↑より、上記画像引用   役立つ資格 ・プロジェクトマネージャー試験 経済産業省認定の国家資格「情報処理技術者試験」の中でも プロジェクトマネジメント知識に関する資格です。
https://www.meti.go.jp/information/license/index.html →公式HP   ↓参考記事はコチラ↓ ・コンサルタント業であるPMOとは?やりがい、おすすめ度を現役PMOに聞いてみた!システムエンジニア(SES)からコンサルタントに転職した、3つの理由
りさ
他の職業と比較しても、 IT企業は経験やスキルを身につけることにより 高収入の勝ち組になれる可能性は十分にあります。 私の経験から言わせてもらうと IT企業は収入面で確かな夢があり、 超オススメの就職先です!
           

まとめ

    • IT業界で働きたい
    • IT業界は収入面で夢があるのか?
    • 新卒で入社するのにオススメな企業は?
    • 転職して収入を上げたい
    • IT業界にも様々な業種がある
    • IT企業について理解する
    • ちょうどいい年収とは?
    • IT企業年収1位は『野村総研』
    • 福利厚生や企業の口コミもよく調べよう
    • 日系と外資系の違い
    • 新卒で入れる企業と、転職にむいている企業
    • 年収だけでなく社風や業種も視野に入れる
    • 自分に合った企業を見つけることができる
    • IT企業には平均年収以上に稼げる夢が確かにある!
りさ
年収ランキングからわかるのが、 大体カテゴライズされていきます。
 
    • メーカー系【SIer・HITACHI・NTTDaTa・FUJITSU・NEC】
    • 外資系【コンサルファーム・BIG4・アクセンチュア・PwC】
    • 内資系【コンサルファーム・ベイカレント・シグマクシス】
    • シンクタンク【三菱総合研究所・野村総合研究所】
りさ
このあたりにカテゴライズされるのかなと思っています。
みこみこ
最後に研究所が紹介されて さすがの強さを感じました。
りさ
日本の文明は研究からはじまるということですね。
  「IT業界で働く方」 「IT業界で働きたい方」 向けの記事を今後も紹介していこうと思いますので、 年収アップしていきたい方はぜひチェックしてみてください!       ↓コチラの記事もおすすめ↓

エンジニア、ITコンサルタントにおすすめ案件5選! フリーランスコンサルタントの面談必勝法! エンジニア、ITコンサルタントにおすすめ案件5選! 

    ↓記事参考YouTube動画↓ 【2024年】it企業(SIer,コンサル,ベンチャーIT)の年収ランキング TOP30【itエンジニア】
https://www.youtube.com/watch?v=yC9eiEYDSTk
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